2017年6月30日金曜日

光と影

 写真のいのちは光と影ということで、影を意識して写真を撮ってみました。縮景園では虎蹲橋に映る木の葉の影や道に映るアジサイの影が印象的でした。街角では駐車してある自転車の車輪の影を撮ってみました。
縮景園虎蹲橋に映る木の葉の影

道に映るアジサイの影

道に映る自転車の車輪の影

2017年6月29日木曜日

暑い日の動物園の楽しみ

 今年から私の散歩ルートに動物園を加えました。年間パスポートを買えば何回でも動物園に入れます。梅雨に入っても晴れた日は暑いので動物たちは陰に入って寝ています。ヒヒ山でもヒヒは昼寝していました。しかし暑い日でも、いろいろな出逢いがあり楽しめます。モリアオガエルの池に行ってみるとアメンボが水面を気持ちよさそうに滑っていました。見上げると蜘蛛の巣に木漏れ日がスポットライトのように当たりきれいでした。
ヒヒは昼寝

モリアオガエルの池ではアメンボが気持ち良さそうに水の上を滑っていた

アメンボが空中に浮かんでいるように見える

クモの巣にスポットライトが当たる

2017年6月28日水曜日

安佐北区可部石州街道を歩く

 日にちは遡りますが、可部の6月17日石州街道を歩いて道標を訪ねたとき、途中で出逢ったものを載せます。安佐北区総合福祉センターの玄関前には「愛の譜」像が設置されています。親子孫の温かいつながりが感じられます。石州街道の表示のある道を北に向かって歩くと、町屋の建物から元は茅葺だったものをトタンを被せた農家風の民家がありました。友貞神社がありました。玉乗り型の狛犬がいました。祭神は品陀和気命、須佐男命、天水分神のようです。日照りや洪水がなく五穀豊穣をもたらすことを願って建てられたものでしょうか。境内には地蔵様も祀ってありました。
安佐北区総合福祉センター玄関前の「愛の譜」像(沖田利紀作)

石州街道碑

石州街道沿いの民家


石州街道沿いの民家

友貞神社

玉乗り型の狛犬

友貞神社境内の地蔵

2017年6月27日火曜日

幕之内峠を歩く(5)

 幕之内峠の頂上には「公園墓地広島浄光台」という墓地がありました。そこから下りです。どんどん下って行くと幕之内トンネルの東側出入り口が見えてきました。トンネルは墓地の真下を通っていることになります。茅葺屋根にトタンを被せた民家を通り過ぎると幕之内峠と坊地ヶ峠の分かれ道にきました。坊地ヶ峠側の田んぼの石垣に道標が立てかけてあります。「飯室鈴張ニ通ズ 近路」と書いてありますが指さしているのは反対方向です。別の所に建っていたものを移してとりあえず立てたものでしょう。倒れても危険なので早く正しい方向を指さす位置に建ててほしいものです。次回は近道の坊地ヶ峠を是非歩いてみたいと思いました。ここが上行森地区です。国道191に下りたので幕之内トンネルを歩いて飯室に帰りました。幕之内峠は歩いて1時間位かかりましたが、トンネルを歩くとすぐに飯室に着きました。自動車だとあっというまに通り過ぎる幕之内峠ですが、かつては大変交通の困難な道だったことが歩いてみて分かりました。


公園墓地 広島浄光台

幕之内トンネル東出入り口

麓の民家

坊地峠との分かれ道

石垣に立てかけてある道標(飯室鈴張ニ通ズ 近路と書いてあるが反対方向を指している)

幕之内トンネルを通って歩いて飯室に帰る

2017年6月26日月曜日

幕之内峠を歩く(4)

 幕之内峠の頂上付近地蔵堂の隣には石灯籠があり、その後ろには狛犬がいます。来待石製らしい小振りながら彫のいい狛犬です。参道石段も続いています。石段の上には祠があり。その隣には大黒様が建っています。狐も置いてあります。お稲荷さんでしょうか。何が祀ってあるのか不明です。
おや狛犬がいる

狛犬阿形(来待石製?)

狛犬吽形(小振りだが彫がいい)

参道石段

祠(何が祀ってあるか不明)

大黒天

2017年6月25日日曜日

幕之内峠を歩く(3)

 くねくねと曲がる道を上っていると、南側の山が削られているのが見えてきました。その下が国道191号で幕之内トンネルの西側出入り口が見えます。昭和29年に開通した幕之内トンネルだけでは交通量の増大に対応できないので、平成12年にもう一本新しく開通し、古いトンネルを整備し平成16年から両方通れるようになりました。峠も頂上に近づいてくると切通しになっており、両側に石垣が積まれています。峠の頂上付近に地蔵が建っていました。その後ろは石の祠のようになっています。由来は分かりません。それにしても瑞垣として地蔵堂の前に置かれた笠石が祠の小さいのに比べ、あまりにも立派です。どこか由緒あるところから移されたのでしょうか。
南側の山は削られている

二本の幕之内トンネル西側出入り口

峠の頂上付近は切通しになっており、両側に石垣が積んである

峠の頂上付近にある地蔵
地蔵堂前の立派な瑞垣の笠石

2017年6月24日土曜日

幕之内峠を歩く(2)

しばらく坂道を上ると、広島北インターチェンジの料金所が見えてきました。そこを過ぎると、坂は急になってきました。カワラナデシコやノアザミを見ながら進むと、橋が架かっています。広島自動車道を跨ぐ引幕橋です。幕之内とか引幕とかどうして、芝居に関係したような地名が付いたのでしょうか。

 
広島北インターチェンジ料金所の脇を通る


カワラナデシコ

ノアザミ

引幕橋

広島自動車道を跨ぐ

2017年6月23日金曜日

幕之内峠を歩く(1)

 6月20日には、飯室の道標から土井泉神社までしか行かなかったので、6月23日改めて幕之内峠を歩いてみることにしました。この道はかつては人や牛馬しか通れないような狭い道であったものを明治18年から19年にかけて、地域住民の労力や費用の3分の1を負担して改修工事が行われ馬車や荷車も通れるようになったということです。しかし戦後自動車の通行が盛んになると、狭い上に急坂、急カーブ、断崖絶壁のあるこの道は、バスの転落事故も発生するなど危険になったため、昭和29年に幕之内トンネルができるまで石見往還の主要道路として使われてきた道です。  土井泉神社の下を通って道を歩いて行くと、幕之内峠と書き、曲がりくねった矢印が描かれた表示がありました。早速ヘアピンカーブです。道脇にはホタルブクロが咲いています。いくつかのカーブを曲がりながら坂道を上って行き、ガード下をくぐります。






土井泉神社下を通って幕之内峠に向かう

道路が曲がりくねっているという表示

幕之内峠入り口で早速ヘアピンカーブ

道路脇にはホタルブクロが咲いていた


ガード下をくぐる


2017年6月22日木曜日

安佐北区 飯室土井泉神社に参拝

 土井泉神社は前に参ったことがある神社ですが、鳥居の前では玉乗り狛犬が迎えてくれています。急な長い石段を見ると、これは上らないわけにはいきません。途中手水鉢などのある壇があり、また石段を上ると社殿がありました。参拝し拝殿に上がってみると、明治7年に奉納された絵馬が掲げられています。その武者絵が気になりました。太刀と金砕棒で戦っている場面です。これは誰の、どの戦いの場面の図なのか分かりません。調べてみたいと思いました。神社は高台にあるので、眺めがいいです。
土井泉神社社殿
土井泉神社狛犬(阿形)


土井泉神社狛犬(吽形)

土井泉神社参道石段





拝殿に掲げられている絵馬(明治7年に奉納された武者絵)


土井泉神社からの眺め

2017年6月21日水曜日

安佐北区飯室の道標

 6月20日 安佐北区飯室に道標があるというので行ってみました。旧国道261号と幕の内峠との合流地点、養専寺の前に大きな灯籠と並んで建っていました。道標は大正8年に建てられたもので広島市など各地への方向と距離が書かれています。飯室が交通の要衝であったことが分かります。そこから幕の内峠の方向に向かいます。古い家並みが続く道を通っていると、土井泉神社の鳥居と神社に向かう高い石段があり、その下に一等水準点がありました。この道がこの道がかつて主要な道路だったことが分かります。土井泉神社はかつて城があったところに建てられた神社です。
飯室養専寺の前に灯籠と道標が並んで建っている

大正8年に建てられた(広島市など各地への方向と距離が書かれている)

可部方面の幕の内峠に向かう


土井泉神社鳥居石段(かつて城があったところ)

石段下に一等水準点がある

一等水準点(この道がかつて主要な道路だったことが分かる)